狭心症と心筋梗塞の違い

尿酸値

虚血性心疾患の恐ろしいのは、初発症状から24時間以内に死亡する「突然死」です。働き盛りの突然死に多いのが、急性心筋梗塞です。心臓を停止させる直接の原因は、多くが心室細動という、小刻みに震える不整脈です。一刻も早く救急車を呼んで、専門医による治療を受けなければなりません。

 

 

 

 

肥満や高血圧があるほどリスクは高いが、若くても心筋梗塞は注意が必要!

 

狭心症や心筋梗塞をまとめて「虚血性心疾患」と呼びます。心臓の筋肉(心筋)に血液を運んでいる冠動脈の血流が悪くなって動脈硬化を起こして、酸素不足や栄養不足に陥る状態をいいます。高齢者で肥満や高血圧があるほどリスクは高いのですが、喫煙者では若くても動脈硬化が進んでいる場合があるので、注意が必要です。

 

狭心症は、冠動脈が動脈硬化などによって狭くなり、一時的に心筋への血流が不足した状態です。血管がけいれんしたり酸素不足になると、胸痛や息切れ、呼吸困難などが起こります。

 

多くは血流がすぐに回復し、症状は1〜2分、長くても15分くらいで治まります。心筋梗塞は、冠動脈に血栓ができ、冠動脈が完全に詰まって心筋へ血液がおかなくなった状態です。胸をえぐられるような強烈な痛みではじまり、狭心症のように短時間で治まることはありません。

 

心筋への血流が途絶えると、その部分の心筋は壊死の範囲が広がると心臓の機能が著しく低下し、重症の場合は死に至ることもあります。