糖尿病と高尿酸血症を比較すると

 

尿酸値

糖尿病と痛風。高尿酸血症を併発している場合、腎臓病と動脈硬化のリスクが高まるので注意しないといけません。尿酸値と血糖値の療法をコントロールすることが大切です。

 

 

 

 

  糖尿病 高尿酸血症
特徴 血液中のブドウ糖濃度「血糖値」が高い状態が続く 血液中の尿酸濃度「尿酸値」が高い状態が続く
原因 遺伝的な要因と環境要因(生活習慣病) 遺伝的な要因と環境要因(生活習慣)
血糖や尿酸が増える理由 インスリン作用不足による糖代謝異常 代謝異常によるプリン体の過剰産生と、腎臓での尿酸排泄低下
治療目的 血糖値を管理し、合併症を防ぐ 尿酸値を管理し、合併症を防ぐ
治療方法 生活習慣の改善と薬物療法 生活習慣の改善と薬物療法
自覚症状 高度の高血糖で、のどの渇きなど。著しい高血糖時には昏睡状態になる 長期間、高尿酸血症が続くと痛風発作が起こる
合併症 糖尿病網膜症、糖尿病腎症、糖尿病神経障害、動脈硬化、感染症 尿路結石、腎障害、動脈硬化など

 

 

日本人は欧米人に比べて体質的にインスリン分泌の能力が低い

 

糖尿病は、インスリンというホルモンの分泌量不足、機能低下が原因で、慢性的に高血糖に状態になる病気です。高血糖になると、栄養分が細胞の中に取り込まれなくなり、血糖中にブドウ糖などの量が増えてきます。持続すれば、網膜症や腎症、神経障害などの合併症を引き起こします。

 

もともと日本人は欧米人に比べて体質的にインスリン分泌の能力が低く、糖尿病になりやすいいえます。加えて、食生活の欧米化などによって糖尿病が発症しやすくなっています。

 

治療方法としては、生活習慣の改善と薬物療法がおこなわれます。痛風の患者としては、糖尿病を発症しやすいことがわかっています。耐糖能障害と高尿酸血症を合併すると、動脈硬化が進行しやすくなります。