尿酸下降薬服用の注意点

 

尿酸値

薬の服用にあたっては、薬の飲み方(服用量、回数、服用のタイミング)をはじめ、ほかの薬の併用、服用期間、副作用などを確認したうえ、的確に対処しましょう。薬物療法を進めるうえで最も大切なのは、医師の指示を守ることです。薬への不安をなくすためにも、医師とのコミュニケーションを図りましょう。

 

 

 

 

飲み始めに痛風発作が起こることもある

尿酸値が薬によって急に下がると、それまで関節にたまっていた尿酸の結晶が緩んで、発作をまねくことがあります。

 

定期的に通院する

定期的に医療機関に行き、服薬後の経過をチェックします。痛みが治まったからといって通院をやめてしまうと、薬の効果が切れれば確実に再発します。薬の服用期間は、医師の指導にしたがって守りましょう。

 

生活習慣の改善も継続する

治療薬だけに頼らず、食生活をはじめとした生活習慣の改善を併行します。また、治療後も、食習慣、運動習慣に注意し、禁煙や飲酒を心がけましょう。

 

生活習慣病を予防、改善するために、日常の食事、栄養面での指導やサポートを実施する医療機関が増えています。積極的に参加するとよいでしょう。

 

 

「尿酸値の下降型発作」とは?

 

薬物療法を進めていくうえでどうしても知っておいてもらいたいことがあります。それは、尿酸値を下げる治療を始めた初期段階に痛風発作を起こすことがあるという以外な事実です。これは、薬の服用で尿酸値が急激に下がったことにより「尿酸値の下降型発作」と位置付けられています。

 

原因としては、薬で体内の尿酸値が低下すると、すでに関節部にたまっている尿酸の結晶が緩みます。そうなると、尿酸の結晶が関節の中にこぼれやすくなり、痛風発作が引き起こされるわけです。さまざまな調査を統合すると、約40%の人が治療開始後の6か月以内に経験すると推察されています。

 

治療開始には薬を少量ずつに抑えて、尿酸値を急激に低下させないようにしていますが、それでもおこることがあります。発作が起きたからといって治療がうまくいっていないというわけではありません。しかし、発作が起きたときは医師に指示を仰いでください。治療開始から半年もすると、発作は確実に治まっていきます。