血液検査では腎臓機能の働きがわかる

尿酸値

血液検査では、貧血、脂質異常症、糖尿病、腎臓病、肝臓病といった多くの病気がわかります。採決した血液を試験管に入れてしばらくすると、上澄め部分の血清(タンパク質、脂質、糖質、ミネラル、ホルモン、酵素、水分など)と、沈殿した部分の血球(赤血球、白血球、血小板)に分類します。血清には、代謝に関連した成分が多く含まれているため、痛風・高尿酸血症と密接な関係のある尿酸や腎臓機能の働きを調べることができます。

 

 

高尿酸血症の診断は血液検査の「血清尿酸値」でわかる

 

高尿酸血症を診断する基本的な検査が、血液検査による「血清尿酸値」です。採取した血液を自動分析機にかけて血清を分離し、血液中の尿酸の量を測定する検査です。

 

血清尿酸値(尿酸値)は、常に一定の数値を示すとはかぎらず、年齢や性別、前日の飲食内容、運動量、その日の体調、精神状態などによって変動します。また、アスピリン(少量)や利尿薬を飲んでいると、尿酸値は上昇します。尿酸値を正しく把握するためには、日を変えて複数回測定するのがよいでしょう。

 

尿酸値の高い人は、健康診断の血液検査で、HDLコレステロールが低値を示すほか、総コレステロール、LDLコレステロール、中性脂肪、クレアチニンなどが高値を示す傾向があります。また、痛風、高尿酸血症の人は、飲酒家が多いため、肝機能やアルコール量がわかる「y−GTP」の数値は貴重なデータとなるます。