尿酸値が7.0mgを超えると高尿酸血症

高尿酸血症

高尿酸血症の基準値を7.0mgとするのは、これが血液中に溶け込むことができる濃度の上限であるため。この尿酸飽和濃度を超えてしまったとき、尿酸はトゲトゲ

した針状の尿酸の結晶(尿酸塩結晶)となって、関節に少しずつ蓄積していく。腎臓の中にも同様の沈着が起こる。痛風発作は、高尿酸血症が持続した結果、尿酸の結晶が関節内組織にたまることで起こる。

 

痛風発作は、足の親指のつけ根(第一中足趾関節)などの下肢関節に発症する。ただし、尿酸の結晶が蓄積しただけでは痛風発作は起こらない。発作が起こるのは、激しい動作や運動、ストレス、急激な尿酸値の変動などをきっかけに、関節に付着していた尿酸の結晶が関節の中にはがれ落ちたとき。剥がれ落ちた尿酸の結晶を免疫細胞である白血球が異常と認識して排除しようとする。そのため、激痛yた熱感、腫れを伴う関節炎が生じる。痛風にとっては、尿酸の結晶こそが悪の根源なのです。

 

尿酸値が7.0mg/dlを超えると高尿酸血症!

 

高尿酸血症があるからといって、すぐに痛風発作を起こすわけではない。少なくとも数年間高尿酸血症が続いていることが条件。逆に尿酸値が低下しても尿酸の結晶がすぐに消えるわけではない。尿酸値を6.0mg/dl以下にコントロールして、関節内の尿酸の結晶が消失するまでに数年かかると考えられている。